えんとつ町のプペル~炎上?~

キングコング西野亮廣さんが作品、「えんとつ町のプペル」。内容も絵も子供心をくすぐるような、良い作品でした。私はキングコングさんの芸を見たことがないので、詳しくはありません。名前を聞いたのも巷で炎上が話題になってから、あ~、と思ったくらいです。でも私はこの売り方、全く問題ないと思いますし、むしろ賢い売り方だと思います。

「無料」での全ページ公開。これは多くの人にとって、作り手側にとっても、売り手側にとっても大きな打撃を与えたと思います。「クリエーターにお金が回らなくなる。」こんな意見もあるようです。しかし考えてみてください。そもそもクリエーターは知られなくては仕事を得られないのです。この作品の内容、絵を見て皆さんどう思いましたか?私は題材も、そしてその世界に引き込ませる絵も素晴らしいものだと思いました。なんとこの作品にはイラストレーターやクリエーターが33人も参加しているようです。つまりこの作品を「無料」で公開したことにより、最低でも33人の人々の作品が多くの目につくことになったのです。彼らが有名なのか駆け出しの方なのかは私にはわかりません。しかし、この「機会」が与えられたことにより、彼らを評価をする人は今までの何倍にも膨れ上がると思います。

目の前のお金が消えても、将来のチャンスをつかむ。何かを犠牲にしなくては得られないものも世の中にはたくさんあると思います。おそらく絵本作家としての、にしのあきひろさんも今後より多くの人の目に当たるだろうとも思います。チャンスは待つものではなく掴むもの、そんな意思が感じられる行動だったと思います。

下にこの作品を読めるリンクを張り付けておきます。本当はこの作品の朗読をYoutubeに上げる予定だったのですが、長くなってしまったので、また今度分割して読んであげたいと思います。以上。

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